
家相ってなぁに
家相とは、簡潔に言えば『東西南北を良く知って、方位に応じた部屋や植木・エクステリアを配置・設置すること』です。そうすることで、その家に住む家族が明るく健全なものになりやすいことから昔から取り入れられてきたものです。

一般的には家相は家(建築物)づくりに限定されることが多いものですが、モリイガーデンではお庭についても家相を重視して設計を行っています。(厳密には環境に関しては風水、建築に関しては家相と区別されるものですが、こちらではお客様に分かりやすく家相という言葉を中心に使用することにしています。)
もちろん家相に振り回されて不合理な設計をするということはありません。あくまで設計の際に良い環境づくりをする指針として取り入れているものです。
お庭も大事な家の一部。家相の知識を使って良いお庭・良い家庭を作ることができれば良いなと思っております。
お庭にも家相を
家内安全で健康な人生を過ごす為に家相があります。病気は家相からとも言われています。逆に、健康も家相から来る、そういう要素が多いと言えるのです。

家は人生の中でも長い時間を過ごす場所であるからこそ、良い環境作りが大切です。お庭作りはその絶好の機会だと思います。良い環境づくりに家相の知識を参考にされてはいかがでしょうか。
家相を取り入れてお庭づくりをするということは、周囲の環境を良く知った上で適材適所にエクステリアを配置し、植樹するということです。
では、適材適所とは何を考えれば良いのでしょうか。
基本的な考え方
適材適所を見定めるには、太陽の動き、周囲の環境の把握、植物の性質を良く知ること、が非常に大事になってきます。
以下では植樹をメインにした例を述べます。このやり方が全てというわけではありませんが、基本的な考え方です。
| 昼は太陽の位置を考えて陽が沢山入るようにし、夜は悪い気から守るようにします。そのために東南を低木を植えて対応の光を取り込みやすくし、北西は背が高く、常緑樹にして寒風を防ぎます。西日をカットするために西は高い木にしますが、落葉樹にすれば冬の寒い時期には葉が落ちて夕方でも陽が入りやすく温かな雰囲気が実現できます。 また、四季それぞれに季節の花が咲きますし、場所や土地柄、東西南北に応じた花を植えたいものです。太陽の光が必要なひまわりは南に、半日陰が良いあじさいは東に…というように。 |
このように植物の性質を知った上で植樹を行えば、自然に良い“気”の流れができます。それはつまるところエコにもつながりますね。実際、植物にとって良い環境というのは、人にとっても良いもののはずです。植物が健康でいられるようなお庭にしたいものです。
家相の知識は実際には膨大なものに及びます。しかし、その知識を全て知らなくても良いのです。上で書いたように、結果を見るととても理に適っていることも多く、良いなと思えるような雰囲気作りに役立っていると言えるのです。太陽の動き、風の動き、植物の性質、家の性質等から、その土地に生きている生物(人も含めて)にとってどうすれば良い環境となるのかを考えます。
家相と聞いて重々しく感じることなく、このように住み良い雰囲気作りのお手伝いをするものだと認識してもらえればと思います。
また、お客様の中には土地の配置の問題で、思い通りにできないこともあるかもしれません。しかし、理想通りにいかなくてもその土地・家に合った設計というものがあるはずです。家相の考え方は現状を否定するものではなく、設計をするに当たってベストな方法を探る手立てとして取り入れております。大事なのは良い環境を作る、ただそのことだからです。
植物にとって良い環境は、人にとっても良い環境です!